頑固な腰痛に効くのは、「運動」
腰痛”はもはや国民病といわれ、日本人の40 ~60 代で4割以上が腰痛に悩まされているといいます。
ぎっくり腰経験3回!わたしもその一人でした。
しかも、そのほとんどが「痛いのに慣れてしまったので我慢している」状態だとか。
マッサージや整体、鍼灸院などで辛い痛みや不快感を緩和してもらうことも、
生活や動きを制限しないためにうまく利用していきたいですね。
痛みがあるとき動かすべきか?安静にするべきか?の目安は
安静にしていても痛みがある、
体重減少がある、
発熱がある、
足のしびれや痛み、麻痺などがある
といった症状がある場合はきちんと病院を受診しましょう。
腰の痛みには他の病気が原因となっているものがあるからです。
医師による診断の結果、『動きましょう』と言われることもあります。
こんなに辛いのに動けだなんて!!と思われる方も多いようですが、
腰痛の人に多いのは、腰が痛い→かばって動かない→より痛くなる、という図式。
痛いからといって動くのを制限すると、筋力や柔軟性の低下、体重増加により、腰痛はさらに悪化します。
しかし、腰がもっと痛くなるんじゃないかと怖くて動けなくなるのが一般的な心情でもありますね。
だから無理なく、すこしづつ行うこと。
時間も短く、すこしづつ動きに慣れて
『できる!できた!』という自信をつけていきましょう。
運動療法は患部の筋肉がほぐれるというだけでなく、脳が関係しています。
運動をすると楽しくなり、それによって脳からは、やりがいや快楽を司る脳内伝達物質のドーパミンが分泌されます。このドーパミンは、μ-オピオイドという脳内鎮静物質の分泌を促します。例えばスポーツ選手が、怪我をしているにもかかわらずプレイを続けられるのも、この物質が出ているからといわれます。自分の脳から上手に分泌できれば、痛みを緩和させる効果があるというわけです。
運動といっても激しいものである必要はなく、ストレッチでOK。
痛みでこわばっている筋肉を伸ばしてほぐして、機能を回復してあげる程度の動作で充分です。
部位としては腹筋、背筋、股関節まわり、太ももまわりを意識して行いましょう。
腰痛を感じたら、無理がない範囲で少しストレッチしてみる。
それで痛みが軽減したら、心配のない腰痛。運動不足を自覚して動くことを意識するだけで、症状は徐々に改善されるはずですよ。
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