カラダっておもしろい! その① あなたの背中を守る多裂筋

昨日は4月の対面クラスでした。
 
皆さん最近さらに柔軟性が
アップされてます。👏👏👏👏👏👏

柔軟性があがるメリットは
たくさんありますが
同時に気をつけないといけないのが

関節や骨盤の安定性が低下すること。

女性はもともと関節が柔らかく
男性より柔軟性も高く、
反ったりすることも得意な反面、
筋肉量が少ないために安定性が低いのです。

柔軟性を上げることと
カラダの安定性を高めること

これらは2つでひとつ。


安定性を高めるために
インナーマッスルを使えるように
していくことが大切です。

今回は体の後ろを守る多裂筋
についてお話しします。


腰痛の方
疲れると腰や背中にくる方は
ぜひ読んでみてくださいね。


多裂筋は、背骨にくっ付いている
背筋の種類の中でも1番深層部にある
深層部です。

つまりインナーマッスルの1つ。
 

脊椎(いわゆる背骨ですね!)は、
椎骨と呼ばれる骨が連結したもので、
上から頚椎(けいつい)7個➕胸椎(きょうつい)12個➕腰椎(ようつい)5個➕仙椎(せんつい)➕尾骨(びこつ)で成り立ちます。
 

多裂筋は、各椎骨の横に出っ張っている部分から始まって、2〜4個上の骨の真ん中に付きます。多裂筋 は、背骨全域にかけて細かく張り詰める個々の筋肉が、集合体を成して付着している筋肉なのです。

多裂筋は、回旋(ひねる)、
側屈(横向きに傾ける)、
伸展(背中を丸める)といった連動した動きの補助をします。


それらの動作のために、腹横筋と共に体幹の静的、動的安定化に作用する重要な筋肉なので、オーバーユースや日常生活から固めることが多かったりすると、腰痛の原因筋にもなり得ます。


多裂筋は深いところに張り巡らされているので、直接触診することは難しいと言われています。


姿勢の崩れや腰痛の予防するために
欠かせない「多裂筋」のが多裂筋。


この地球上には「重力」があって、
地球上で生活してる限り
重力は決して少なくない負荷を、
骨、関節、筋肉に何かしらの影響を与え続けています。
 

現代人は、文化の発展によって椅子に座り、さらにパソコンやスマートフォンなどの液晶画面を長時間見続けながら、仕事をする生活に変わりました。そして、人々の荷物は便利な世の中になればなるほど荷物は減る傾向にあります。


背面をはじめとする全身の筋力が
元々少ない状態の人が多くなっています。




元々幼少期からスポーツをする習慣があった人は、大人になっても基礎筋力は保てる方もいますが、走ったり飛んだりする時に、背骨に受ける衝撃を吸収する役割を持つ

『背骨のS字カーブ』を保つ為の背面の筋肉も、足りない人が増えています。




多裂筋はとても細かく、そして並列する背骨をひとつひとつ支えています。

上の図参照。


基礎筋力のベースが弱い人がハードな衝撃が長時間背骨に響くスポーツや
ダンス、エアロビクスなどを続けると
その衝撃を柔軟に吸収するために動員する多裂筋達が頑張りすぎてしまう、、、それが腰痛や故障に繋がります。


さらに日常生活でスマホを見たり、
家事や仕事で頭を前に下げるような姿勢が続き、重い頭を支え続ける状況ももちろん負荷は高いと思います。

体にある筋肉は約600個あると言われています。
 す

その中でも今回のテーマである多裂筋は、
体幹を安定させる役割を担うスーパー重要な筋肉です。

まずは多裂筋の負担を軽減してあげることが腰痛や腰の故障の予防にダイレクトに繋がります!


体を動かすことも大切だけど、
目標も大切だけど、自分の体のことを理解し、うまくコントロールしてあげてくださいね。

図のように、お腹から圧を加えることで、背骨のS字を滑らかに保ち、すべての脊椎に満遍なく負担がかかり、怪我の予防に繋がります。
上の図の意識で、今日一日お仕事してみましょう。腹筋の深層筋も鍛えられるし、背中も守られます。


まずは吐く息でお腹を凹ませてみましょう。



次回はお腹側の深層筋を深掘りしていきます。


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