わたしたちの体は唯一無二のもの。
(先日オンライン座談会としてお話した内容をまとめてます。
朝のオンライン スト+トレクラスではクラスの前にその日のテーマをお伝えしてます)
この時取り上げたのが
・湿布を貼ることについて
・コーヒーは結局のんでいいの?
というゆるいテーマでした。
結論から言うと。。
わたしたちの体は唯一無二のもの。
だれかにとってすばらしい方法でも
本当にあなたにあっているのかはわかりません。
自分の心と体に向き合っていくこと
心と体は生まれてからいままで、そしてこれからも変化し続けながら
ずっと寄り添い付き合っていくもの。
あたらしい健康情報はたくさん出てきます。
いままで常識であったものが覆ることもあります。
あたらしい情報を入れながら、それに流されず自分にとって何が必要かを見極めていく『健康リテラシー』が必要な時代です。
いままで常識であったものが覆ることもあります。
あたらしい情報を入れながら、それに流されず自分にとって何が必要かを見極めていく『健康リテラシー』が必要な時代です。
自分の心とカラダを大切に
だれかに丸投げしない
もうすこし説明していきますね。
クラスを通してお伝えしてることは
1. 自分にとって必要なもの、いらないものを見極める感覚をやしなっていく
2. すべてはバランス。
3. 自分にとってのQOLとは何か?を考える
ちょっとむずかしい表現になってしまいましたが。。。
1は『自己受容感覚』のことです。
自己受容感覚とは、動作においてバランス、位置、緊張を感知する感覚です。
五感は一般的に、聴覚、視覚、嗅覚、味覚、触覚を指します。20世紀半ば、神経生理学者がそこに自己受容感覚という「第六感」を付け加えました。自己受容感覚「身体内部を感じる」という意味でもあり、人間の生活は、感覚から絶えず刺激を受けます。
生活のスピードが増し、外的世界から受ける要求に応えようとするにつれて、『つかれてる』という体からのメッセージを無視し始め、緊張状態が正常かつ自然な状態とさえ感じるようになり、身体のプログラムにしっかりと組み込まれてしまうことがあるのです。疲れてるのかどうか自分では意識できない状態で、例えば皮膚の疾患などはこうした体からのSOSのこともありますね。
第六感への理解を深めると、大きな利点が得られます。まず身体の調子やバランスがより整います。また悪い影響を生む身体の使い方をすると、すぐに気がつくようになります。これによってストレスレベルをコントロールしやすくなります。また姿勢と感情の関連性に注意するようになり、そのフィードバックを利用して、健康を持続することができます。
(ガイアブックス発行 実践アレクサンダー・テクニークより抜粋)
この自己受容感覚は運動を続けていくことで体の感覚に意識を向けるようになり、ヨガやストレッチ、ピラティスなどで動きと自分の意識を合わせていくことで養われていきます。
2. 全てはバランス
自分の気になるところに人はフォーカスしてしまいがちです。
また逆にみなかったこと、なかったことにしてしまうこともあるのが私たちの『脳』のはたらきなのです。
上半身だけ、下半身だけ、または気になる肩や腰だけにフォーカスせずに全身のバランスを整えていくこと。
動と静のバランス
インプットとアウトプット
食事、時間の使い方などなどもすべてはバランスで、行き過ぎず足りなすぎずの中庸をめざしたいと思ってます。
不思議なことにバランス、中庸を考えるようになることは『執着』を手放すことにもなります。
心の安定にもつながります。
3. QOLを高めるという目的を意識する
自分の心と体を誰かに丸投げしないことは自分自身の健康を守り、日々を充実感とともに生活していく上で大切です。
薬やマッサージなどセルフ以外のものも頼りすぎたり、依存したり、丸投げするのではなく、自分の生活を快適にするためにうまく利用していきましょう。
これは一つの例ですが、
腰痛に悩まされている人は、根本治療ではなく対症療法をとりがちです。
その代表が、湿布を貼ることです。湿布は、痛みの元となっている筋肉の炎症は鎮めてくれますが、腰痛の根本原因にアプローチするものではありません。
湿布を貼ることで現在の痛みをまず取り、炎症を抑えて運動ができるように整えていきます。
マッサージも一時的な気持ち良さを味わえるので、つらい時にはその状態を緩和する目的で利用していきましょう。
どの薬、方法があっているのか?は自分で最終的には判断してくしかありません。
現在、様々な情報があふれてますからそれを読んで、理解し他の方法と比べて。。。と大変な労力がかかります。だからより簡単に効果がありそうなものを知りたい!と誰もが思います。
ここで1にもどって『健康リテラシー』が必要になってくるのです。朝のスト+トレクラスではこのリテラシーを養っていくことを目的にしてます。
毎朝 体と心の状態を観察して全身を動かしていく。
呼吸を誘導されながらゆったり体を動かしていくことで、自分の体の変化や気づかなかったことを発見したり、自分の心の状態にも意識が向けられるようになっていきます。
すこしづつ積み上がってくる習慣の力と自己受容感覚という『6番目の感覚』。
これは近道も効率の良い方法もありません。
一日0.1%
目に見えないほどの変化を積み重ねていくことで1年後には38倍にもなります。
あなた自身のあなたのための毎日を快適にすごす方法をみつけるための気づきを
積み重ねていきましょう。
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