いまどきの夏バテを考える
かつて、夏バテといえば
暑さで体力を消耗し、
食欲が落ちてグッタリする状態
をいいました。
でも、いまどきの夏バテは
同じグッタリでも、
その原因は昔のものとは違うことが。
しかも、人によって原因は様々なんです。
6月末からの猛暑。
人の体は「暑熱順化」といって、
徐々に暑さに慣れていくように
できています。
かつては3月~7月頃にかけて、
少しずつ体が暑さに慣れ、
ところが最近は気候の変動もあり、
まだ暑さに体が慣れていない時期にも関わらず急激な暑さになったりもします。
電車やお店、オフィスでは、かなり冷房の設定温度が低めに設定されています。
外に出れば激烈な暑さ。
こうした気温差の大きい屋内と屋外を一日に何度も行き来することで、
自律神経が乱れ、内臓の働きが鈍り、
疲れがたまりやすくなってしまうのです。
夏ダル
さらに冷房の効いた屋内に一日中いるという人も体が冷えきって血行が悪くなり、
内臓の働きが落ちたり、
肩こりなどを引き起こしがちです。
肩こりや腰痛
自律神経によって夜なかなか寝つけないことによる不眠や睡眠不足。
ホルモンバランスが崩れて、
生理痛やイライラがひどくなることも。
また、ずっと寒い屋内にいると血行が悪くなり、肩がこったり手足がむくんだりします。
むくみ
現在 夏バテを感じてる方はもちろん
そうでない方も冷やしすぎは禁物です。
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